参加アトリエ

アトリエ izumi

通称 クンストハウス

アトリエトリゴヤ

アトリエ・タナベ

アトリエ木箱

Fat Oto Factory

アトリエ町田

アトリエウシコヤ



広域地図

オープンアトリエプロジェクト

アーティストにとって、アトリエとは“仕事”をする空間であり、場合によっては“家”を改装して、制作現場としています。
オープンアトリエでは、各作家の制作のプロセスを見ることができます。それは、制作のための画材や道具であったり、モチーフや参照する書籍といったアイディアの泉であったりします。それらに触れることにより、アートに内在する膨らみのようなものを知ることができるでしょう。
また、同時に、アート制作現場を公開し展示することによって、その特性を生かした現場ならではの作品(サイトスペシフィック)を鑑賞できます。*
アート活動は、芸術を創造することと芸術を享受することによって、成り立っています。
このプロジェクトは、芸術を享受する側にとっては、「本物」の芸術文化に触れる機会をとなり、広く人々にその受容能力を高めるという作用があります。
そして、芸術を創造する側にとっては、近隣アトリエ同士との交流、コレクターとの交流、新たな受け手との交流、キャリアを築く上で肝要な専門家との交流を促し、それをアトリエ間で回遊させていくことでより多くの友好的な出会いを生み出します。普段は閉ざされている空間を公開することで、地域・教育・事業・生活とのつながりが拡がっていきます。これは、本来は画廊空間で生み出すものかもしれません。
参加アトリエのある町田は、元々は相模原市と同様に神奈川県でした。1883年に、政府によって玉川浄水の水源管理を理由に三多摩を東京都に移管したことから、町田は東京になりました。これら2地域は、JR横浜線や小田急線など利用する交通機関も共有しており、生活環境の面から関係は現在も深い。このプロジェクトが、2地域で開催されることは自然な流れとなっています。
町田・相模原という土地の魅力的な特性としては、大学が多く所在することです。特に、美術大学が多く、多摩美術大学・東京造形大学・女子美術大学と3つの美術大学生が住み自己研鑽をしています。また、同地域には和光大学、桜美林大学、玉川大学などには美術専門コースがあります。  
参加アトリエの作家の中には、これらの大学で助手や大学院に進学し、卒業を機会に大学という制作現場を失ったことから、共同アトリエを構える場合があります。しかし、これらの参加アトリエには、学閥はなく、アーティストやプロを目指す人間が集りアート・コミュニティを構成しています。もちろん、物価が安いということも起因しています。
今後、どのようにこのプロジェクトを継続させるかは、参加アトリエの問題だけではなく、アートと人間との関係を含めて、芸術の創造に対する社会の支援姿勢が問われているのではないでしょうか?
アートの仕事部家を軸に、様々な人と人との交流からアート・コミュニティを形成し、持続可能なオープンアトリエ運営と、海外との交流(アーティスト・イン・レジデンス)を含めた、オープンアトリエの発展の可能性を探るそのような機会となれば幸いです。
(木下朝美)

リンク

仕事部家+ブログ

FAT 公式HP
(c)仕事部家 + 探訪実行委員会 All Rights Reserved